虫や動物たちは、森暮らしの同居人たちです。
そもそも、彼らが暮らしていた場所を間借りしたようなこの家では、年中彼らの存在を感じることができます。大きな羽アリを見かければ梅雨の到来、冬の前後はカメムシたちの大移動、秋口のスズメバチは興奮気味、冬の朝は、目覚めると雪原に無数の小さな足跡が。また、大きな庭で3頭の豚を飼ったこともありました(笑)
ここでは、都市生活のように虫を駆除することなく、絶妙な距離を保ちながら一緒にいるしかありません。人間以外の、たくさんの生き物に囲まれて暮らすことの悦びを感じていただきたいです。